冷凍ドライバーの仕事とは|常温配送との違いと1日の流れ
冷凍車のドライバーは何をしているのか。仕事の中身を具体的に。
冷凍ドライバーが運んでいるもの
冷凍ドライバーが扱うのは、常温では品質が保てない荷物です。具体的には次のようなものです。
- 冷凍食品(-18℃以下):冷凍野菜、調理冷凍食品、冷凍麺など
- アイスクリーム・氷菓:より低い温度帯が求められることもあります
- チルド商品(0〜10℃程度):惣菜、乳製品、練り物など
- 生鮮食品:精肉、鮮魚、青果
製造工場や冷凍倉庫から、スーパーマーケット、小売店、飲食店へ届けるのが典型的なルートです。
常温配送との3つの違い
違い1:失敗が取り返せない
常温の荷物であれば、到着が多少遅れても品物自体は無事です。しかし冷凍品は違います。庫内温度が規定を超えた時点で、商品価値が失われます。再冷凍しても品質は戻りません。
この「戻せなさ」があるため、冷凍配送では手順の遵守が徹底されます。逆に言えば、手順を守れる人であれば確実に務まる仕事だということでもあります。
違い2:段取りが品質を決める
庫内温度は、扉を開けている時間で決まります。だから納品順を考えた積み付けが決定的に重要です。次に降ろす荷物が奥にあれば、探している間ずっと冷気が逃げます。
ベテランと新人の差が最も出るのが、この積み付けです。荷物を「置く」のではなく「降ろす順に配置する」という発想ができるかどうか。ここが冷凍ドライバーの技術です。
違い3:庫内作業がある
冷凍車の庫内や、納品先の冷凍庫の中に入って作業する場面があります。当然、寒いです。ただし防寒着と手袋が支給される会社がほとんどですし、夏場はむしろ快適という声もあります。
1日の流れ
- 点呼・体調確認:アルコールチェックと当日のコース確認。
- 車両点検・予冷:日常点検に加え、冷凍機を動かして庫内を規定温度まで下げておきます。ここを省くと、積んだ瞬間に荷物の温度が上がります。
- 積込:倉庫でピッキング済みの商品を、納品順を考えて積みます。
- 配送・納品:決まったコースを回り、店舗へ納品。搬入口の位置や受け取り担当者を覚えていると効率が上がります。
- 帰庫・清掃:伝票整理と庫内清掃。食品を扱うため、においや汚れの管理は重要です。
実際の当社のスケジュールはドライバーの1日の流れをご覧ください。
体力面はどうか
荷物の重さは扱う商材によります。ケース単位の食品配送であれば、1個あたり1〜2kg程度のものが中心で、極端に重いものではありません。ただし積み下ろしの回数は多いため、持久力のほうが必要になります。
寒暖差については、防寒着で対応できます。庫内と外気の差が大きい季節は、こまめな着脱を習慣にすると体調を崩しにくくなります。
冷凍ドライバーに向いている人
- 決められた手順をきちんと守れる人:温度管理は手順がすべてです。
- 段取りを考えるのが好きな人:積み付けの工夫が結果に直結します。
- 毎日のリズムを安定させたい人:ルート配送であれば生活が安定します。
逆に、その場のノリで動きたい人、手順を省きたくなる人には向きません。
キャリアとしての価値
冷凍・冷蔵配送はコールドチェーンという社会インフラの一部で、食品が流通する限り需要はなくなりません。そして温度管理という専門性があるぶん、経験が評価として積み上がりやすい分野です。
「ただ運ぶ人」ではなく「品質を守って運ぶ人」になれる。これが冷凍ドライバーという仕事の面白さだと、私たちは考えています。
三共物流では冷凍車のルート配送ドライバーを募集しています。詳しくは冷凍車ドライバーへの転職をご覧ください。
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